新築型増築工事(新居浜市桜木町)

取得した隣地に新築の基礎の準備段階の写真です。
新築部は、接道条件のため“増築”にする必要がありました。画面左手の建物とくっつきます。右手の掃き出し窓が、両建物を繋ぐ通路になります。

建築施工例
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建前が終わり鈑金屋根施工中のころの写真です。
ガルバリウム鋼板は錆びにくいうえ、瓦より価格や施工性に優れているため、採用されることが多いです。

建築施工例

構造金物は全ての箇所で何度も確認を行い撮影しています。金物は単純に多ければいいわけではありません。家全体のバランスを見て調整します。この全体での耐久力によって耐震基準が決まってきます。弊社の標準仕様では、耐震等級2基準は、余裕をもって超えられるように設計施工しています。

建築施工例
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建築施工例
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完成後の写真。既存部とも調和を重視した内装。
実はニッチや天然木をつかったカウンターや窓枠などの遊び心を入れています。

耐震改修工事(新居浜市桜木町)

【耐震改修の流れ】

耐震診断
(現状の建物の耐震性を把握)

耐震設計
(補強すべき箇所を抽出)

耐震化工事
(実際の工事)

【新居浜市耐震補助金】

昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅(旧耐震基準が適用)に対して、診断から工事まで最大116万円の補助金を交付しています。
(他にも条件がありますのでお問い合わせください)
こちらも旧耐震基準の時の物件でしたので、活用させていただきました。

建築施工例 建築施工例 建築施工例 建築施工例

診断と設計で決まった箇所に耐力壁と呼ばれる壁補強を行います。
梁桁(通常天井より上)から土台(通常床面より下)まで、構造用合板を張上げます。
板を止めるビスの配置や板と板との継手には裏に下地材を入れる等の細かな配慮が必要です。場所によっては柱と土台や梁桁を繋ぐ構造金物も必要になります。
天井や床の解体が必要になりますので、現実的には耐力壁を設置する予定の部屋は、クロスやフローリングなどの内装修繕が伴います。
家具やカーペットを配置する予定、人の出入りが少ないなどの場所では、工事跡が気になりにくいため、部分解体→部分補修を行うことで費用を抑えることも時には必要かもしれません。

建築施工例

内壁を解体したついでに断熱材を入れ替えています。
築年数の経過した建物では、断熱材が入っていなかったり、朽廃していたりする場合があります。こちらの現場では、薄めの断熱材が入っていたため、当初入れなおす予定がありませんでしたが、先にできていた新築部との室内の気温差を実際に感じていただいたところ即決となりました。
予算に限りがある中で耐震工事をされる場合、後日でも触りやすい内装よりも断熱材や電気配線などの機能面を優先した付随工事をされることをお勧めします。

建築施工例

床から天井までの本棚。読書が趣味のご家族に大変好評でした。地震が起こっても倒れないように躯体とくっつけている為かなり頑丈です。写真の右手のドアの敷居をご覧ください。

建築施工例

[両方の建物を繋ぐエキスパンジョン]

両方の建物を完全に接続してしまうと、古い既存部と新築部との(地震の時の)揺れ方が異なり倒壊を助長させます。そのため各建物を分離するのですが、隙間ができてしまうので敷居でつなぎます。この敷居は2つのパーツからなり、パーツ間に隙間ができないように、かつ最小限の接地面で抑える加工を施し、一方を既存部に他方を新築部に止めつけています。

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