[木材の達人] | 住まいづくりの情報サイトe-house

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木材の達人「コラム」

構造材もみせよう!

大壁工法による洋室
大壁工法による洋室
ところで、木造住宅にも作り方によって2種類あることはご存知ですか?一つは柱などが壁の中に隠されている「大壁工法(おおかべこうほう)」と呼ばれるもので、見えない部分にしか木を使っていない、いわば「木骨住宅」ともいえる工法です。もう一方は柱や梁(はり)・桁(けた)といった構造体を露わにした「真壁工法(しんかべこうほう)」と呼ばれる工法です。
様々な「木」の恩恵を受けられるのは「真壁工法」で、湿気を吸ったり吐いたりする木を隠してしまう「大壁工法」では木の持つ本来の力を十分発揮できないからです。
真壁工法による和室
真壁工法による和室
上棟時の木造住宅
上棟時の木造住宅
大壁工法でも工夫次第で木を醸した(かもした)住宅を作ることはできます。しかし、木造住宅を夢見て、骨組みが立ち上がる〝上棟(じょうとう)〟までは木造住宅と感じられても、内装工事が始まっていくと、次第に木が隠されてしまい、出来上がったときには木造住宅なのか分からくなってしまいます。 そのためにも、構造材、内装材と分け隔てなく、すべてを見せるような内装も考えられるでしょう。
木造住宅をたてるならば、木の効用を十分生かしたものを作りたいものです。もちろん、住まいに対する考え方、求めているものは十人十色ですから、「木」がすべて解決できるものはありません。
しかし、「住まい」をシェルター的な考えだけで作るのではなく、そこに健康・快適性といったスパイスをいれていただければ、十分自然素材の「木」は皆さまのお役に立てるものと思います。